当財団では、平成30年度に策定したアクションプランに基づき、長岡市国際交流協会と連携し、中学生の海外体験への支援を開始したほか、企業の支援を受け今年7月には、市内7団体と連携し、子どもたちに多面的な連続講座を提供する米百俵未来塾を開校しました。
今回、新たに高校留学奨学金の給付対象を短期留学まで拡大することとしました。一方で、既存事業については見直しを行い、「米百俵賞」を一旦休止することとしましたのでお知らせします。
高校短期留学の支援制度創設について
切れ目のない支援で未来を担う人材を育成!
全国的に高校生の短期留学のニーズが高まる中、よりニーズに即した支援制度を目指し、現在、高校留学奨学金の給付対象としている長期留学に加え、さらに対象を短期留学まで拡大することにより、長岡の高校生の短期留学への参加を喚起します。
今回の拡充により、子どもたちに対する切れ目のない、より一層充実した人材育成事業を展開していきます。
≪短期留学への支援内容≫
(1)支援の対象
公益財団法人AFS日本協会が実施する短期留学プログラムへ参加する高校生(保護者が市内に居住)
(2)募集人数
5名程度
(3)奨学金の額
海外留学参加費の1/2
(4)スケジュール(予定)
令和元年11月 財団ホームページ等で周知開始
令和2年1月~5月 奨学金給付者募集
令和2年6月 奨学金給付者決定
令和2年7月~8月 短期留学実施
※ 今後、具体的な内容が決まりましたら、ホームページ等でお知らせします。
米百俵賞の休止について
1 米百俵賞の成果と財団の新たな活動方針
(1)米百俵の精神の普及に一定の成果
平成8年に創設した米百俵賞は、県内外のみならず海外まで多岐にわたり素晴らしい活動を行っている23の団体等を表彰することにより、米百俵の精神の発信・普及啓発に寄与してきました。
(2)新たな発信と新たな人材育成事業の展開
アクションプランでは、米百俵賞の役割でもある「発信・普及啓発」の強化を掲げ、新たな発信と新たな人材育成事業を展開することで、米百俵のブランド力をさらに高め、発信力を強化することとしています。
2 米百俵賞の休止
米百俵賞は、23回にわたり多岐に及ぶ団体等を表彰することにより、米百俵の精神の普及啓発に一定の成果があったため、一旦休止することとしました。
今後は、アクションプランを推進することにより、米百俵賞が担ってきた普及啓発に加え、新たな人材育成に積極的に取り組んでいきます。
3 米百俵賞の成果の活用
これまで表彰した団体等の活動をアーカイブ化し、ホームページ等を通じて、米百俵の精神の普及・発信のための新たなツールとして活用します。