米百俵未来塾

150年の時を超えて現代版「国漢学校」

開催の様子

第6回講座「未来の自分を探そう!~米百俵未来塾を振り返って~」

最終回となる第6回講座では、これまでの米百俵未来塾を振り返り、さまざまな講座をとおして学んだことをグループごとにまとめ、共有しました。そして、米百俵未来塾で得たことを未来の自分にどのように活かしていくかを考えました。
●講座の振り返り
はじめに、第1回から第5回までの講座のポイントやキーワードについて、スライドを見ながら振り返りました。
●グループワーク①「米百俵未来塾を振り返る」
これまでの講座をとおして心に残ったこと、学んだことは何かを塾生同士で共有しました。塾生は、「『米百俵』の精神などの長岡の歴史を広めていきたい」、「未来の長岡のまちを予想し、考えることが楽しかった」、「自分の考えと人の考えを合わせると新しい発想が生まれることがわかった」など、長岡の歴史や伝統、文化を学び、様々なことを体験するだけでなく、そこに込められた人の想いから学びとったことが語られました。
また、「いろいろな国の言葉を学んでたくさんの人たちと話せるようになりたい」、「オリンピック銀メダリストの中村真衣さんのように、苦しい時も壁を乗り越えられる自分になりたい」など、各講座で学んだことを話し合いました。
●グループワーク②「未来の自分を探そう」
グループワーク①で話し合ったことを踏まえて、「未来塾に参加して自分がどう変わったか」、「未来塾で学んだことをどう活かしていきたいか」を話し合いました。
●グループワークの発表
グループワークで話し合ったことを一人ひとりが発表しました。「将来の自分を真剣に考えられる自分になった」、「人前で発表することが得意になった」、「小林虎三郎が未来のことを考えていたように、先のことを考える自分に変わった」など、塾生は、未来塾をとおして自分が成長していることを実感している様子でした。
また、「苦手なことからも逃げ出さずに、失敗を恐れずに積極的にチャレンジしていきたい」、「一人ひとりに丁寧に教えられる先生になりたい」、「この講座を通して視野が広がった。将来はたくさんの人の立場に立って物事を考えられる人になりたい。」など、未来に活かしていきたいこと、これから頑張っていきたいことなどを発表しました。
●荒木コーディネーターによるまとめ
コーディネーターの荒木先生から、グループ発表の総括と塾生へのメッセージなど、まとめの話がありました。荒木先生は「夢や希望を持つこと、新しい自分に変わっていくことのすばらしさが感じられる発表でした。また、自分の考えとグループの仲間の考えを付け足しながら考え、仲間とともに磨き合うことのすばらしさを実感した塾生も多かったのではないでしょうか。」と総括され、「『米百俵』の精神を学ぶとは、過去を学ぶことではなく、未来の自分を考えることです。」、「社会は大きく変わっていきますが、自分自身で考えて、自律的に生きていってほしいと思います。」、「広く学ぶことで本当に大事なことがわかってくることを実感したのではないでしょうか。様々な講座での体験を通して、好きなものや興味のあるもの、新たな考え方を見つけたり、好きなものへの取り組み方を学んだことで、自分自身を好きになっていくことを実感できた人もいたのではないかと思います。自分の良さや、磨けばもっとよくなる部分を探して、さらに自分を好きになっていってほしいと思います。」、とまとめのお話をいただきました。
●高橋先生からのメッセージ
また、荒木コーディネーターのサポート役の高橋先生からは、これまでの講座の様子やグループ発表の様子を見てきて感じたことのお話や、塾生への応援のメッセージがありました。「人には誰しも開花されるのを待っている才能があります。自分の得意なものや『なりたい自分』を見つけ、追い求めて、上手に伸ばしていってほしいと思います。」「この塾で学んだ『米百俵』の精神とは、歴史の勉強ではなく、まさに未来を考えるためのものなのです。最初のころと、『なりたい自分』が変化した人もいると思いますが、各講座で自ら真剣に学んで心が動いたから、変化があったのです。この講座を通して考えたことや挑戦したこと、それ自体がみなさんの宝物であり、成長なのです。今を一生懸命生き、本気で考えて行動することが大切です。自分の夢を大切に育て、磨いていってほしいと思います。」「未来塾でともに学んだ仲間、講師の方々に感謝の気持ちを持ち、ここで学んだことに自信を持って、自分自身の次の課題に挑戦していってほしいと願っています。みなさんの未来に期待しています。」とのお話がありました。
●荒木先生からのメッセージ
最後に、荒木先生から塾生に向けて激励のメッセージが贈られました。
「努力したからといって、必ず成功するとは限らない。でも、成功する人は、努力をしてきた人である。」
「夢の実現のために、数々の失敗や挫折を乗り越え、チャレンジをしてきた人である。」
「努力とチャレンジによって道は開かれる。」


▲グループワークの様子

▲グループワークの様子


▲グループワークの様子

▲グループワークの様子


▲グループ発表

▲グループ発表


▲グループ発表

▲グループ発表


▲高橋先生からのメッセージ

▲荒木コーディネーターによるまとめ