米百俵未来塾

150年の時を超えて現代版「国漢学校」

開催の様子

第4回講座 ロコ・ソラーレ カーリング選手 本橋麻里さんから学ぶ「0から1をつくる~故郷から世界への挑戦~」

第4回講座では、ロコ・ソラーレ カーリング選手の本橋麻里さんから、夢を叶えるために大切にしていることを、講演会やディスカッションを通じて学びました。
なお本講座は、新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、リモートでの開催となりました。
まず初めに、本橋さんの講演を聞きました。
「カーリングを始めたきっかけ」「地元の北海道北見市から、カーリングに打ち込める環境を求め青森市へ移住したときの気持ち」「北海道北見市へ戻り、カーリングチーム“ロコ・ソラーレ”を設立したときの想い」など、本橋さんが夢に向かって歩んできた道のりを紹介いただきました。
次に、本橋さんの講演を聞いた感想や、もっと聞いてみたいことなどを、グループに分かれてオンラインで話し合いました。リモートでのグループディスカッションという慣れない環境の中、活発に意見交換をしていました。
その後、グループディスカッションの内容を踏まえて、本橋さんへ質問を行いました。
「カーリングを続けることができた原動力は?」「試合で緊張したときはどう対応しているか?」など、いろいろな質問に本橋さんは快く応じてくださいました。
最後に本橋さんから塾生のみなさんへ激励の言葉をいただきました。
「今は新型コロナウイルスの影響でやりたいことなどが制限されていると思いますが、“今日できること”など、小さな目標を立ててクリアしていってください。」
「笑顔を忘れず、自分の好きなことを見つけて、とことん追求してほしいです。」
「悩んだときは、みんなのことを応援してくれる友達や家族にどんどん話をしてください。そうすれば、また違う世界が見えると思います。」
など、夢や目標に向かって進んでいくためのアドバイスをいただきました。
※急なリモート開催にも関わらずご対応いただいた、塾生・保護者・スポーツ協会ほか関係者の皆様、ご協力ありがとうございました。


▲本橋さんの講演会。講演会の様子は事前に申し込みをいただいた一般聴講者へも配信を行いました。


▲リモートでのグループディスカッション。塾生の皆さんは、マイクのオン・オフなどのパソコン操作を行いながら、活発な意見交換を行っていました。




▲本橋さんへの質問コーナー。塾生から率直な質問がたくさん投げかけられました。


▲本橋さんから塾生のみなさんへ激励の言葉。貴重なアドバイスをいただきました。

第3回講座「文学座・俳優さんと楽しくトレーニング! 伸ばそう“表現力・想像力”」

第3回講座では、文学座の俳優さんから、様々なコミュニケーションの方法をワークショップ形式で学びました。
なお、本講座は、午前グループ(15名)・午後グループ(9名)に分けて行いました。

講座の冒頭では「コミュニケーション」の大切さについて、
講師の植田先生からお話ししていただきました。
「コミュニケーションは”言葉・体・表情”を使ってとります。」
「特に”手”と”目”は、コミュニケーションをとる上で重要になります。」など、
上手くコミュニケーションをとるためのヒントをいただきました。

次に、塾生が2人1組になり、コミュニケーションゲームを行いました。
「”しゃがんだ状態から立つ”動作で、春夏秋冬のいずれかを相手に伝えてください。」など、
限られた動作で相手に意思を伝えました。
何回か繰り返し行った結果、相手に思いが伝わるようになり、盛り上がりました。

植田先生から
「”難しいなぁ”・”悩むなぁ”・”緊張するなぁ”と思ってしまうと、そのことが伝わってしまいます。」
「相手になにかを伝えるときは、自信を持って伝えてください!」
とアドバイスをいただきました。

その後、コミュニケーションに関するワークショップを行いました。
塾生同士で相談しながら、植田先生が出すお題について、一生懸命取り組んでいました。

ワークショップの後、文学座のみなさんによる”ミニ朗読劇”を鑑賞しました。
プロの俳優さんの表現力に圧倒されながら、皆真剣に鑑賞していました。

最後に文学座のみなさんに、
「どうして今の職業(俳優)を選んだのか、きっかけは何ですか?」
「将来(今後)について迷ったり、悩んだりしたとき、どのようにして解決しましたか?」
という質問をしました。

「みんなに喜んでもらえることを仕事にしたかった。」
「1人だけではなく、複数の人達で作り上げる仕事をしたかった。」
「一生わくわくできる仕事をしたかった。」

「上手くいかないことを恐れない。上手くいかない数ほど成長できる。」
「悩んだときは、1人で抱え込まずに、仲間に相談して解決する。」
「自分が考えたこと・決めたことに自信を持ってほしい。」
など心に響くお答えをいただきました。


▲文学座 植田先生から、コミュニケーションに関するお話を聞きました。



▲コミュニケーションゲームを行いました。
限られた動作の中で、自分たちが考えていることを相手に一生懸命伝えていました。


▲【午前グループ】
「これまで経験した信じられないこと」をみんなで紙に書いて植田先生に提出しました。
その後、植田先生が選んだエピソード1つについて、塾生5人が前に出て説明しました。
他の塾生は、前に出た5人にいろいろな質問を行い、
そのエピソードを書いた塾生が誰かを一生懸命探しました。


▲【午後グループ】
グループに分かれ、植田先生からのお題を体を使って表現しました。
写真は”金色”について表現しているところです。
初めは4人1組で行い、次は6人1組、最後は塾生全員でおこないました。


▲文学座のみなさんによるミニ朗読劇「がまくんとかえるくん」を鑑賞しました。


▲最後の質問コーナーでは、文学座のみなさんのお答えを、一生懸命ノートに書き留めていました。

第2回講座「米百俵のゆかりの地めぐり ~150年前にタイムトリップ~」

第2回講座「米百俵のゆかりの地めぐり ~ 150年前にタイムトリップ ~」を開催し、米百俵ゆかりの地をバスで巡りました。
講座では、はじめに国漢学校発祥の地である昌福寺を訪れ、まちなかキャンパス長岡平成国漢学校塾生や、昌福寺のご住職からお話をいただきました。
次に、国漢学校の流れをくむ阪之上小学校の伝統館を見学し、同校の児童から展示資料などを紹介いただきました!
昼食には、長岡産野菜をふんだんに使い、長岡の偉人が愛したと言われるメニューをアレンジした特製の「米百俵弁当」を味わって、“食”でも米百俵を体験しました。
続いて、興国寺を訪れ、興国寺のご住職からお話をいただくとともに、小林虎三郎のお墓参りをしました。
また、まちなかキャンパス長岡に戻る前に、国漢学校跡地にある「米百俵之碑」を見学しました。
最後に、まちなかキャンパス長岡でグループワークを行い、ゆかりの地めぐりを振り返って気になったこと、心に残ったことなどについて話し合いました。

【昌福寺】

▲明治2年に国漢学校の仮校舎が開かれた昌福寺を訪れ、国漢学校では身分に関係なく学ぶことができたことなどを学びました。また、「当時は今よりお寺も土地も広かったので学校として使われたのではないか」というお話をお聞きしました。

▲ご住職から座禅の組み方を教えていただきました。

▲長岡空襲による戦災殉難者のお墓参りをしました。

【坂之上小学校伝統館】

▲阪之上小学校6年生から、伝統館の説明を受けました。

▲昼食は、「米百俵」がコンセプトの「米百俵弁当」を食べました。

【興国時】

▲小林虎三郎と弟の雄七郎のお墓参りをしました。

▲小林虎三郎の遺族の希望で昭和35年に東京からお墓が移されたことなどを学びました。

【米百俵之碑】

▲国漢学校跡地にある「米百俵之碑」を見学しました。

【グループワーク】

▲まちなかキャンパス長岡で、米百俵ゆかりの地見学の振り返りを行いました。

▲グループワークを実施し、ゆかりの地めぐりで気になったこと、心に残ったことなどについて話し合いました

第1回講座「学ぼう!「米百俵」の精神~長岡の先人から学ぶ 未来を切り拓く力~」

開校式に引き続き第1回講座を開催しました!

講座では、はじめにコーディネーターの荒木先生から「未来の自分、なりたい自分を探そう」というテーマで講義がありました!講義の中で、塾生から事前に提出いただいた「受講を決めた理由」を紹介。「長岡のことをもっと知りたい」、「いろいろな体験をしたい」「自発的に行動できるようになりたい」、「自分の気持ちを自分で言えるようになりたい」など、参加への熱意が語られました!

次に、羽賀塾長から「世界に通用する米百俵の精神」というテーマで講演をいただきました!塾生は、初めて聞くスケールの大きな話に感心しながら、目を輝かせて熱心に聞き入っていました。

最後に、グループワークでは、「今日の講座で感じたことは?」というテーマで、ファシリテーターの先生たちと一緒に、気になったこと、心に残ったことなどを、グループでまとめ、塾生たちがグループで発表をしました!


▲担任の加藤先生


▲コーディネーター 荒木先生の講演


▲羽賀塾長の講演

【グループワーク】

▲塾生同士のアイスブレイク お互いのことについて質問し合いました。




▲今日の講座を聞いて感じたことを、グループのメンバー・ファシリテーターの先生と一緒に話し合いました。
【発表】





▲グループのメンバーで話し合ったことを、みんなに発表しました。

【集合写真】

米百俵未来塾開校式

7月17日、小学4年生から中学1年生までの高い志と熱意を持った24名の塾生を迎え、令和2年度に引き続き、米百俵未来塾を開校しました!

開校式では、磯田市長と羽賀塾長から塾生に向けて激励のメッセージが贈られました!

式の間の塾生は緊張した様子でしたが、塾生代表の加藤さんからは、米百俵未来塾に対する熱い想いなど力強い意気込みが発表されました!

これから12月まで、芸術、スポーツなど全9回にわたる多面的な連続講座を体験します!


▲ 磯田市長からの激励メッセージ
「学校や家では経験できないことを経験して、”こういう人間になりたい”、”こういうことを一生懸命やりたい”ということを探して見つけてほしいと願っています。」


▲ 羽賀塾長からの激励メッセージ
「長岡の先人が、辛いときや上手くいかないときに、どうやって乗り越えたかを学んでください。お友達といろんな意見を出し合いながら、頑張ってほしいと思います。皆さんのような若い人たちが、未来で活躍できることを願っています。」


▲ 塾生代表の加藤さんの決意
「この未来塾で、今の長岡市を作りあげた先人たちはどのように考え、相談し、より良くしていこうと生きてきたのか知りたいです。そして、困った時はどんなふうに行動したらいいか学んでいきたいです。半年間、ここでしか学べないスペシャルな情報をたくさんゲットして楽しみたいと思います。どうぞよろしくお願いします。」