米百俵未来塾第6期生開校式
米百俵未来塾第6期生開校式
7月26日、小学4年生から中学2年生までの高い志と熱意を持った48名の塾生を迎え、令和5年度に引き続き、米百俵未来塾を開校しました!
開校式では、米百俵財団の水流理事長から塾生に向けてのメッセージがおくられたほか、米百俵未来塾の羽賀塾長からは受講の心構えなど激励のメッセージをいただきました。
また、塾生代表の河上さんからは、米百俵未来塾に参加するきっかけや意気込みが発表されました。
これから12月まで、芸術、スポーツなど全7回にわたる多面的な連続講座を体験します。
▲ 米百俵財団 水流理事長からの激励メッセージ
「長岡の人々は、『米百俵』の精神をとても大切にしており、困難なことや困ったことがあった時は、この『米百俵』の精神を思い出しながら、みんなで力を合わせて、できるだけ遠い将来までその効果が続くような方法を探して、乗り越えてきました。 みなさんにも、“今、この先に向けて『米百俵』の精神をどう活かしていったらよいのか”、それをこの未来塾で考え、学んでいただきたいと思います。
この未来塾の大きな特徴は、毎回グループワークをやるということですが、毎回グループで、『自分の考えを相手に伝える』『相手の考えをじっくり聞く』『お互いの考えを重ね合わせ、すり合わせて対話をしながら、よりよいアイデアを創り出していく』、ということをやります。『みんなで力を合わせて何かに取り組むこと、やり遂げること』は、とても楽しい作業であり、嬉しいことです。みなさんには、大いに楽しんでいただきたいと思います。」
▲ 米百俵未来塾 羽賀塾長からのメッセージ
「みなさんには、新しい体験や未知の体験をする時には、出来ないからこそ、知らないからこそ、『ワクワク』してほしいと思います。長岡の先人は、まちが燃えて『もう、どうしよう』という時にも、希望を持って新しいことに挑戦し、今わたしたちがこうやって幸せに暮らせる長岡のまちをつくってくれました。そして今度は、みなさんが次の世代、さらにその先の世代へと受け継いでいけるような長岡のまちにしていってほしいと願っています。
未来塾で大切にしてほしいことがあります。それは、『自分の言葉で、きちんと自分の考えを話せるようになってほしい』ということです。“まわりの人にどう思われるか”、ということばかりを気にしなくていいのです。“自分が納得できるか”、“どうしゃべったら、同じ内容をしゃべっても相手が納得して受け入れてくれるか”を考えましょう。そうすると、一緒に手を取り合って動いてくれる仲間ができるようになります。しゃべることで、きちんと自分の考え方の整理がついて、表現がうまくなっていきます。最後まで楽しみながら参加して、一緒に勉強していきましょう。」
▲ 塾生代表の河上さんのあいさつ
「私は、将来のことについて、まだイメージが湧いていません。そこで、いろんな力を身につけ、未来の職業を選択する時に役立てたいと思っていますが、新しいことに挑戦する機会が、最近はあまりありませんでした。そんな時、昨年度、未来塾に参加した友人から話しを聞き、様々な体験を通して、他の学校の方と仲良くなれたり、これまでにない世界が広がるかもしれないと思い、応募しました。7回の講座の中で、オリンピアンのポジティブな思考についてお話しを聞くことが、とても楽しみです。また、世界の言語や文化について知り、海外の方々と会話ができるようになるという体験が、学校や塾ではできないことなので、とても興味が湧いています。私はこの機会を必ず良いものとし、自分の力を磨いて、また、新しい力も身につけて、将来に役立てたり、これからの生活に活かせるよう、精一杯取り組んでいきたいと思います。これから半年間、よろしくお願いします。」