米百俵未来塾

150年の時を超えて現代版「国漢学校」

開催の様子

第5回講座「チャレンジ☆お山のKITCHEN〜山の暮らしをちょこっと体験〜」

第5回講座は、川口地域において、調理体験をしながら山の暮らしや中越大震災について学ぶ講座を開催しました!

●バスの車窓から
川口地域までバスで移動する道中、会場の川口地域をドローンで紹介した映像を見ました。また、中越大震災による被災状況の映像を見て、妙見メモリアルパークを車窓から見学しました。そのほか、越後川口やな場が平成23年の水害で壊滅的な被害を受けたにもかかわらず、平成30年にリニューアルオープンした話を聞き、自然災害にも負けずにたくましく生活している人々がいることについて学びました。

●鮎の串打ち体験
川口地域では、はじめにやな場の見学をしました。塾生は、大迫力のやなのつくりに感動していました。
その後、鮎の串打ちにチャレンジしました。最初は鮎に触ることに慎重でしたが、勇気をふりしぼって串打ちを体験することができました。塾生からは「ぬるぬるしていて難しかった」、「泳いでいる形に刺すのが難しかった」などの感想がありました。

●中越大震災と防災について
川口体験交流センター 朝霧の宿やまぼうしでは、越後川口エンジン副代表の田中彩貴さんが、「中越地震が教えてくれたこと」と題して講演してくださいました。被災当時、小学生だった講師が、車中泊や避難生活の経験を語り、「災害は必ず来る。普段から災害に備え、家族と話し合うことが大切」、「災害を経験していなくてもイメージすることはできる。考えるチカラを身につけることが必要」などのメッセージをいただきました。

●三角ちまきづくり体験
越後長岡くらしのクラス代表の牧野昌和さんとメンバーの皆さんを講師に、三角ちまきづくりを体験しました。塾生は、はじめは笹とすげでちまきを包むのに苦労していましたが、徐々にうまく作ることができるようになりました。

●グループワーク
グループワークでは、中山間地域で活動する方の想いを聞いたり、鮎の串打ち・ちまきづくりを通して感じたことを振り返りました。塾生は「災害に備えて防災グッズを準備しようと思った」、「事前に避難場所を確認したい」、「命のありがたみがわかった」など、防災の大切さや山の恵みに感謝することの大切さを学ぶことができました。

 


▲やな場を見学


▲鮎の串打ち

▲鮎に塩をふる様子


▲中越地震と防災について勉強

▲ちまきづくり


▲ちまきづくり

▲グループワークで学んだことを共有

▲山の恵みをいただきます!

▲山の恵みをいただきます!


▲集合写真